2025年2月3日月曜日

今年の恵方は西南西*♬:.:*

 こんにちは。時々島キッチンにいる斉藤です。

今年の節分、2月2日(日)は島キッチンの営業日でした。
朝こえびさんたちと一緒に島キッチンに到着すると、待っていたのは島のお母さん手作りの恵方巻!

おいしそう!お米も海苔も豊島産♪

早速、今年の恵方を確認して、みんなでいただきまーす!

西南西を向いています。

一本まるごといただきます。

黙々とほおばります。

島のお母さん手作りの恵方巻は、具材の大きさや味のバランスも絶妙。とてもおいしかったです!

食べ終わってから、「なんで無言で食べるんだろうねー」などとみんなで話していましたが、どうやら恵方巻には具材と一緒に福が巻き込まれているので、福を切らないように丸ごと一本、口に入った福が逃げ出さないように黙って食べるというようないわれがあるようですね。

この日のお客さまの中には、おそろいの鬼のお面を持って来店された仲良し3人組もいました。みなさんそれぞれに季節の行事を楽しんで様子を見ることができて、気分もウキウキ弾みます。

鬼のお面が並んだ食卓


立春を迎え、暦の上ではもう春です。
厳しい寒さはまだまだこれからが本番のようですが、新しい季節もみなさま健やかに過ごせますように。







2025年1月14日火曜日

2025年がはじまりました!

こんにちは。
1月11日から新年の営業が始まりました!


年始の島キッチンの軒下には、短冊状に切られた大根がずらり。
冬の風物詩、割り干し大根作りからのスタートです!

眩しい白さの割り干し大根!

割り干し大根は、寒風に晒して乾燥させることで、うまみがギュッと凝縮した保存食になるんです。
先人の知恵が詰まった食材での手作りの味を、今年もたくさんの方に楽しんでいただけますように。。

店内では島のお母さんやこえびさんたちも、新年から元気に活動してくれています。
1月13日には、日本各地を旅しているという台湾出身のホウさんとカクさんが島キッチンの活動に初参加!
豊島に滞在しながらの活動で、前日には島キッチン新聞の配達もしてくれていたんですよ。

島のお母さんともすぐに打ち解けていました。

この日は、お客さまを待つ間、カゴいっぱいの豊島みかんの皮むきをしてもらいました。

見事な包丁さばきです!

お母さんと楽しそうにおしゃべりしながらの作業でしたが、あっという間にたくさんのみかんの皮がむけました。

この後、斉木さんがおいしいシロップに仕上げます!


そうこうしているうちに、お客さまのご来店が続き、ホールもあわただしくなってきました。
厨房内もいそがしそう!

カクさんとホウさんは中国語も、英語もお手のもの!
お客さまへのご案内も楽しみながらテキパキとお料理を運んでくれていました。



一日の終わりに「すごく楽しかった!」と声をそろえて言ってくれたお二人。ぜひまた島キッチンに来てくださいね。


今年は瀬戸内国際芸術祭2025の開催年です。会期中は海外からのお客さまはもちろん、こえびさんも世界中から来てくれるんだろうなぁと、今から期待を膨らませ、わくわくしています。

本年もどうぞよろしくお願いします!


2024年11月4日月曜日

季節の変わり目~雨の日も楽しく~*♬:.:*

 こんにちは。時々島キッチンにいる斉藤です。

暑い夏がいつまでも続いているようでしたが、やっぱり季節の変わり目。10月は不安定なお天気の日が多かったですね。

毎年10月の終わりに開催される棚田の収穫祭も、今年はお天気が悪く中止となりました。
斉木さんと、今年はバラちらし寿司を販売しよう!と計画していたので残念でしたが、ちょうど同じ日にご予約いただいていた特別なお弁当には、斉木さん渾身のバラちらしを詰めてご提供!

色鮮やかでとてもきれいでした。

斉木さん手作りオリーブ新漬けも添えました

まかないでもいただきましたが、とてもおいしかったです!
来年の収穫祭は良いお天気で開催できますように。

***

翌日は、島キッチン新聞の配達をしました。朝は小雨が降っていましたが、配達が始まる前に止んでくれて一安心。

元気に新聞配達をするこえびさんたち

こえびさんたちと地図を見ながら島内を歩いていると島キッチンから連絡が。
島キッチンのご近所の方が、柿の実を採るための竹やりを作ってくださったというのです。

いったいどんなものだろう!?と新聞配達を終えたこえびさんたちと島キッチンに駆けつけてみると…ありました!先端に柿の枝が挟めるように細工された長~い竹やり!!

細工が施された竹やりの先端

さっそくみんなで使ってみると、今まで高枝切りバサミでも届かなかったところの柿が簡単に採れるようになりました。とても楽しいです!ありがとうございます!!

曇り空の下、柿採りに挑むこえびさんたち

おもしろいように簡単に採れます!


まずは渋柿を収穫しました

その後、時間を見つけては収穫を続けている柿は、吊るし柿に!
雨の日に店内に飾られた柿は、なんともかわいらしく、お客さんも楽しそうに眺めていました。

おいしい干し柿になーれ!

***

さらに、雨の日の営業の合間に、ライムシロップ作りもしましたよ!

こえびさんにスライスしてもらいました!

ライム仕込み中に厨房内には、甘くさわやかな香りが広がって、いい気分♪

みずみずしい無農薬のライム!

初めてのライムシロップづくりです。おいしく漬かりますように。

完成したらライムソーダにしたいなー♪


2024年10月18日金曜日

初体験!オリーブ新漬け作り

 島キッチンの斉木です。

なかなか涼しくなってきません、今日この頃。

というわけで今回は、豊島のオリーブ収穫から新漬け作りを初めて体験してきました。




オリーブ基金さんのオリーブを収穫させてもらいました。

あいにくの雨でしたが、島の方と一緒にひとつひとつ丁寧にオリーブの実を摘み取りました。

およそ2時間ほどかけて、バケツいっぱいのオリーブを収穫しました。オリーブの新漬けは手摘み収穫された実が熟す前の期間だけしか手に入りません。初めて新漬け作りに挑戦しました。

<オリーブ新漬け作りの工程>
◎1日目

収穫したオリーブは汚れを落としたり枝を取ったりします。


◎2日目

渋抜き


◎3日目

また、渋抜き


◎4日目

また、また渋抜き


◎5日目

また、また、また渋抜き


色が変わってきましたね。

渋が抜けてきたので、塩水に漬けていきます。


あとは、オリーブに味が入るまで待ってできあがり。


この時期しか味わえない秋の味覚です。

今まで食べていた輸入物のオリーブとは全然味が違って驚きました。

また、新漬けならではのコリっとした食感、何度も食べたくなりますね。

「オリーブの新漬けの味と初恋の味は一度味わうと忘れられない」そうです。

確かにそうだなと思いました。


今回作ったオリーブの新漬けは、秋の期間だけ島キッチンセットでお召し上がりいただけます。なくなり次第終了なので、ぜひご来店ください!




2024年9月5日木曜日

実りの秋のスタートは、ずしりと重い「どでカボチャ」?!



こんにちは。時々島キッチンにいる斉藤です。


暑い暑い夏の日々が終わりに近づいてきました。
夏の間は少し熱を帯びていた風が、最近は少し涼やかです。
島キッチンのテラスの真んにある柿の木も気が付けば、色づき始めた実がちらほら。


まだまだ暑い日が続きますが、夏から秋へ、季節がうつろい始めているようです。
島キッチンでは、季節のデザートにイチジクのケーキが登場。

実りの秋はもうここに!


8月も終わりに近づいたある日、「大きなカボチャができたよ」と棚田再生に取り組む食プロジェクトのみなさんとの話が盛り上がり、棚田について行ってみると…!

大きな西洋カボチャがゴロゴロと転がっていました。


早速収穫し、みんなでかわるがわる抱えてみました。
ずしりと重い手ごたえを感じて、みんなの顔がほころびます。

思わず、「もしかしてこのカボチャ、どでカボチャ選手権にも出せるんじゃないですか!?!」なんて話もしましたが、その場にいたみんなに「どでカボチャはまだまだこんなもんじゃないよ」と笑われました。

みなさんはご存じでしたか?
小豆島は「日本一どでカボチャ大会」の開催地だということを。
「どでカボチャ大会」という言葉は知っていましたが、まさかこんな近くで開催されていたとは…恥ずかしながら、今まで気づいていませんでした。。

今年の大会ももうすぐ、9月15日に開催されるそうです。


話は戻ります。
収穫したカボチャは、一人ひとつずつをやっとこ抱えて、軽トラまで運びました。


絶景の中で育ったカボチャ、きっとおいしいはずです!




さて、サイキさんはこのカボチャをどう調理してくれるのでしょうか?!

期待に胸を膨らませながらも、もう少しの間、店内に飾ってたくさんの方に見ていただきたいと思います。


豊島では8月の終わりから、新米の収穫も始まりました。
島キッチンでもおいしい新米をお召し上がりいただいています。

みなさんもぜひ、豊島に、おいしい秋を見つけに来てください♪









2024年8月21日水曜日

今年のトマトを使ったとまとドレッシングが完成しました!

こんにちは。時々島キッチンにいる笹川です。島キッチンの玉ねぎドレッシングやとまとドレッシングなどの物販担当をしています。


今年のトマトを使ったとまとドレッシングが完成したので、みなさんにお知らせします!


7月、豊島のお母さんたちが作る大玉のトマトが島キッチンに続々と届きました。仕込みが追いつかない程、たくさんのトマト。


例年よりもトマトの出来上がりが早いなあと思いつつ、島キッチンで働くお母さんも畑でトマトを作っているので聞くと、「今年は晴れの日が続いたからトマトが早くできたんよ」と言っていました。


毎日畑へ行って野菜のお世話をしているお母さんたち。

野菜作りは毎年同じようにはいかないみたいですが、おいしい豊島の野菜を島キッチンに届けてくれます。

 


トマトを仕込むときは、写真のこの調理器具を使うのですが、私は島キッチンの営業の隙間でトマトを切ってはくるくる回すという地道な作業をしていました。

ちなみに、斉木シェフは、この作業は時間もかかるし大変だということで、ミキサーでガガガガッとしていたそうです~笑

今年の豊島のトマトを使った、とまとドレッシング。おいしく仕上がっているので、ぜひたくさんの方々に食べていただきたいです。

こえびマーケットでも購入できます。

https://koebismarket.stores.jp/



2024年8月7日水曜日

今年も登場!坂出第一高校

夏真っ盛りの豊島に、今年も彼らがやってきました。


島キッチン常連の方々はご存知でしょう。
そう!「坂出第一高校 食物科 料理研究部」のみなさんです!



8月1日、1〜3年生まで8名が島キッチンに来店。
"山ちゃん"こと丸ノ内ホテルの山口シェフを前にするとみんな真剣な眼差しに。
山口シェフは「みんなで楽しもう!」といつもの笑顔で声をかけてくれました!


この日は、「島キッチンセット作り」に挑戦!レシピを見てイチから作りました。



毎年来てくれた3年生!今年が最後と思うと名残惜しいですが
卒業後はきっと素敵な料理人さんになるでしょう♪




メインのお魚にかける特製ソース
「紫蘇とトマトのバルサミコソース」を作りました。


山口シェフからは、素材の切り方、火の入れ方など貴重なアドバイスをたくさんもらっていました。

坂出第一高校のみなさんは調理だけでなく盛り付けや、お皿の並べ方など細かい部分も真剣なまなざしで作業していたのが印象的でした。




8月は毎週末、坂出第一高校のみなさんが島キッチンの厨房をお手伝いに通います。


最後に山口シェフから彼らへエールが。


山ちゃん/「良い料理人の条件は"土"を知ること」

「土を知る」というのは、食材が育つ畑を実際に見ること、農家さん触れ合うこと、採れたての食材を知ることだそうです。






採れたての野菜と市場に並ぶ野菜では色や水分量など全然違うそうです。食材が持つ本来の美味しさを知ることが美味しい料理につながるそうです。




エールをもらって気合いが高まりました。
今年の夏も坂出一高のみなさんと一緒に頑張ります!