2024年10月18日金曜日

初体験!オリーブ新漬け作り

 島キッチンの斉木です。

なかなか涼しくなってきません、今日この頃。

というわけで今回は、豊島のオリーブ収穫から新漬け作りを初めて体験してきました。




オリーブ基金さんのオリーブを収穫させてもらいました。

あいにくの雨でしたが、島の方と一緒にひとつひとつ丁寧にオリーブの実を摘み取りました。

およそ2時間ほどかけて、バケツいっぱいのオリーブを収穫しました。オリーブの新漬けは手摘み収穫された実が熟す前の期間だけしか手に入りません。初めて新漬け作りに挑戦しました。

<オリーブ新漬け作りの工程>
◎1日目

収穫したオリーブは汚れを落としたり枝を取ったりします。


◎2日目

渋抜き


◎3日目

また、渋抜き


◎4日目

また、また渋抜き


◎5日目

また、また、また渋抜き


色が変わってきましたね。

渋が抜けてきたので、塩水に漬けていきます。


あとは、オリーブに味が入るまで待ってできあがり。


この時期しか味わえない秋の味覚です。

今まで食べていた輸入物のオリーブとは全然味が違って驚きました。

また、新漬けならではのコリっとした食感、何度も食べたくなりますね。

「オリーブの新漬けの味と初恋の味は一度味わうと忘れられない」そうです。

確かにそうだなと思いました。


今回作ったオリーブの新漬けは、秋の期間だけ島キッチンセットでお召し上がりいただけます。なくなり次第終了なので、ぜひご来店ください!




2024年9月5日木曜日

実りの秋のスタートは、ずしりと重い「どでカボチャ」?!



こんにちは。時々島キッチンにいる斉藤です。


暑い暑い夏の日々が終わりに近づいてきました。
夏の間は少し熱を帯びていた風が、最近は少し涼やかです。
島キッチンのテラスの真んにある柿の木も気が付けば、色づき始めた実がちらほら。


まだまだ暑い日が続きますが、夏から秋へ、季節がうつろい始めているようです。
島キッチンでは、季節のデザートにイチジクのケーキが登場。

実りの秋はもうここに!


8月も終わりに近づいたある日、「大きなカボチャができたよ」と棚田再生に取り組む食プロジェクトのみなさんとの話が盛り上がり、棚田について行ってみると…!

大きな西洋カボチャがゴロゴロと転がっていました。


早速収穫し、みんなでかわるがわる抱えてみました。
ずしりと重い手ごたえを感じて、みんなの顔がほころびます。

思わず、「もしかしてこのカボチャ、どでカボチャ選手権にも出せるんじゃないですか!?!」なんて話もしましたが、その場にいたみんなに「どでカボチャはまだまだこんなもんじゃないよ」と笑われました。

みなさんはご存じでしたか?
小豆島は「日本一どでカボチャ大会」の開催地だということを。
「どでカボチャ大会」という言葉は知っていましたが、まさかこんな近くで開催されていたとは…恥ずかしながら、今まで気づいていませんでした。。

今年の大会ももうすぐ、9月15日に開催されるそうです。


話は戻ります。
収穫したカボチャは、一人ひとつずつをやっとこ抱えて、軽トラまで運びました。


絶景の中で育ったカボチャ、きっとおいしいはずです!




さて、サイキさんはこのカボチャをどう調理してくれるのでしょうか?!

期待に胸を膨らませながらも、もう少しの間、店内に飾ってたくさんの方に見ていただきたいと思います。


豊島では8月の終わりから、新米の収穫も始まりました。
島キッチンでもおいしい新米をお召し上がりいただいています。

みなさんもぜひ、豊島に、おいしい秋を見つけに来てください♪









2024年8月21日水曜日

今年のトマトを使ったとまとドレッシングが完成しました!

こんにちは。時々島キッチンにいる笹川です。島キッチンの玉ねぎドレッシングやとまとドレッシングなどの物販担当をしています。


今年のトマトを使ったとまとドレッシングが完成したので、みなさんにお知らせします!


7月、豊島のお母さんたちが作る大玉のトマトが島キッチンに続々と届きました。仕込みが追いつかない程、たくさんのトマト。


例年よりもトマトの出来上がりが早いなあと思いつつ、島キッチンで働くお母さんも畑でトマトを作っているので聞くと、「今年は晴れの日が続いたからトマトが早くできたんよ」と言っていました。


毎日畑へ行って野菜のお世話をしているお母さんたち。

野菜作りは毎年同じようにはいかないみたいですが、おいしい豊島の野菜を島キッチンに届けてくれます。

 


トマトを仕込むときは、写真のこの調理器具を使うのですが、私は島キッチンの営業の隙間でトマトを切ってはくるくる回すという地道な作業をしていました。

ちなみに、斉木シェフは、この作業は時間もかかるし大変だということで、ミキサーでガガガガッとしていたそうです~笑

今年の豊島のトマトを使った、とまとドレッシング。おいしく仕上がっているので、ぜひたくさんの方々に食べていただきたいです。

こえびマーケットでも購入できます。

https://koebismarket.stores.jp/



2024年8月7日水曜日

今年も登場!坂出第一高校

夏真っ盛りの豊島に、今年も彼らがやってきました。


島キッチン常連の方々はご存知でしょう。
そう!「坂出第一高校 食物科 料理研究部」のみなさんです!



8月1日、1〜3年生まで8名が島キッチンに来店。
"山ちゃん"こと丸ノ内ホテルの山口シェフを前にするとみんな真剣な眼差しに。
山口シェフは「みんなで楽しもう!」といつもの笑顔で声をかけてくれました!


この日は、「島キッチンセット作り」に挑戦!レシピを見てイチから作りました。



毎年来てくれた3年生!今年が最後と思うと名残惜しいですが
卒業後はきっと素敵な料理人さんになるでしょう♪




メインのお魚にかける特製ソース
「紫蘇とトマトのバルサミコソース」を作りました。


山口シェフからは、素材の切り方、火の入れ方など貴重なアドバイスをたくさんもらっていました。

坂出第一高校のみなさんは調理だけでなく盛り付けや、お皿の並べ方など細かい部分も真剣なまなざしで作業していたのが印象的でした。




8月は毎週末、坂出第一高校のみなさんが島キッチンの厨房をお手伝いに通います。


最後に山口シェフから彼らへエールが。


山ちゃん/「良い料理人の条件は"土"を知ること」

「土を知る」というのは、食材が育つ畑を実際に見ること、農家さん触れ合うこと、採れたての食材を知ることだそうです。






採れたての野菜と市場に並ぶ野菜では色や水分量など全然違うそうです。食材が持つ本来の美味しさを知ることが美味しい料理につながるそうです。




エールをもらって気合いが高まりました。
今年の夏も坂出一高のみなさんと一緒に頑張ります!











2024年7月9日火曜日

「お惣菜販売スタート」から10周年記念!特製こえび弁当の日

毎月2回、島キッチンのお弁当を島民の皆さんに販売する「お弁当の日」。

この活動のはじまりは遡ること今から10年前になります。


「島のお誕生会」と同じ2014年に始まったのが「お惣菜の日」。


島民の方向けにお惣菜を島内限定で販売をはじめました。当時は自分達で育てたじゃがいもを使ったコロッケなどを作り、1日に300個揚げた日もありました。



毎月1回の「お惣菜の日」として活動を続けていき、やがて「お惣菜の日」から「お弁当の日」に進化しました。





10年目の感謝の気持ちを込め、先月6月に特製「こえび弁当」を販売しました。


こえび隊にちなんだ、「こえび弁当」はとにかく「えび」だらけのお弁当!


こえび弁当のイメージを手書きで描きおかずを検討しました

<お弁当の内容>は

▼えびチリソース

▼えびのかき揚げ

▼えびシューマイ

▼こえび大根

▼こえびごはん



お弁当の日当日は、55個もお弁当の注文が入りおかず作りでキッチンは大忙し!



プリプリのえびをふんだんに使った、「えびチリソース」に「えびのかきあげ」、「えびしゅうまい」。



さらに、「小えび」を使った「こえびごはん」は桃色に染まったとっても綺麗な仕上がり。

食べて楽しむ、見て楽しむお弁当に仕上げられたかな??





普段のお弁当の日は、豚の生姜焼きや、唐揚げ弁当などを販売しています。

今回はおかずの種類も多く、作るのがとっても大変でした!

ですが、今まで見たことのないお弁当には仕上がったのではないでしょうか。笑




<お弁当の日に関するお知らせ>
島内向けの「お弁当の日」は夏の期間(8月・9月)お休みさせていただきます。涼しい秋になりましたら再開いたしますので、これからも宜しくお願いいたします。



2024年6月22日土曜日

豊島に移住してもうすぐ1年!斉木さんに聞きました

この夏で、島キッチンシェフの斉木さんは豊島に移住して1年になります。
今回は、まだまだ謎に包まれる(?)斉木さんを改めて紹介します!

島での暮らしに興味のある方も、ぜひ参考にしてくださいね。


斉木さんは千葉県生出身。東京ディズニーランドから車で30分の街で育ったシティボーイ。

趣味は釣り。とっても人見知りですが、島キッチンのまかないが絶品で、島キッチンで活動するこえびさんたちから熱烈な支持を受けています。

斉木さんから見た、豊島での暮らしはどんな感じでしょうか? 


Q 豊島でいちばんびっくりしたことは?

全てにびっくりですよ!
人生で初めてムカデを見ました!なんじゃこりゃと思いました。

家の窓から外を眺めたら、イノシシが目の前を通り過ぎていったことも。豊島での生活は刺激だらけで楽しいです!


Q 豊島に来て良かったことは?

良かったことはありすぎて選べません。
特に選ぶなら「人の優しさ」でしょうか。
地元では、すれ違っても挨拶し合うことなどなかったのですが、豊島では島の方々が声をかけてくださるので心が温まります。


Q 豊島でいつか挑戦したいことは?

海の漁や、山の猟に挑戦してみたいです。
自分で獲った食材で豊島の皆さんに料理を振る舞いたいです!



そんな斉木さんは大の甘党で、島キッチンのスイーツ新メニュー開発にも力を入れています!

ということで!島キッチンスタッフによる、「斉木さん特製デザート BEST3」をご紹介します♪


① 檀山シュークリーム

お皿を回転させて 檀山に見える角度を探してくださいね!

②いちごパフェ

ソースも豊島のいちごで作っています!


③昔ながらのプリン

 昔ながらの少し硬めのプリンです!

特製デザートは日替わりです。次はどんなデザートが登場するのか、楽しみにしてくださいね。


来年は、斉木さんにとって初めての瀬戸内国際芸術祭。
開幕までにもっとたくさん豊島のことを学び、仲間を増やしていってほしいと思います。
楽しい芸術祭にするために島のお母さんやこえびさんと一緒に頑張っていきましょう♪