こんばんは。
島キッチンの藤崎です。
今日は島キッチンを離れて、近くにあるの清水のお祭りをご紹介します。
9月28日、島キッチンからほど近い、清水(荒神社)のお祭りが行われました。
小さい頃から清水にはお世話になってきましたが、荒神さんに参加するのは初
めて。
まずは、清水の掃除から始まります。
朝8時から、近所の方々が集まって、木の枝の剪定や草抜き、落葉を集めたり
して清水を綺麗にしていきます。
「野枝さぁ〜ん。クモの巣は置いておいた方がいいの?!」と唐櫃の
お母さん。
「い〜えぇ。いいですよぉ〜。」と返す青木さん。
そんな、やりとりを横で聞きながら、せっせと掃除。
なので水不足になると、この清水に父と牛乳の輸送缶に水汲みに来たり。
本当に清水にはお世話になっていました。
この清水は我が家だけでなく、唐櫃の人たちにとっても大事な場所なのです。
「昔はねぇ、毎日のようにここに来てねぇ〜」と、曽我さんや美山さんが
話をしているのを聞きながら、これからも、絶えることなくこの唐櫃の田畑
を潤してほしいなぁ。そして、私が母くらいの年齢になった時に、同じよう
に「昔からここはねぇ・・・」って話したいなと思いました。
掃除が終わると、神主さんによる神事が始まりました。
神主さんは小豆島から来て下さっています。
皆で感謝し、これからも檀山からの水が絶えることなく田畑を潤してくれる
ことを願います。
こうした荒神さんや、地鎮祭などの祭事。
たくさん行われていますが、唐櫃も高齢化が進み、若者が少ない今。継続し
ていくのが難しくなってきているのが現状です。
この風景も、これまで行われきた祭事も、これからもずっと守り続けていけ
るよう、私も少しでも協力していきたいと思います。
今月10月は秋祭りの月です。
15日は甲生、18日は家浦、21日は唐櫃のお祭りです。
もしこの期間来られる方は、島の秋祭りを体験してはいかがでしょうか?!
それでは、また。