こんにちは。
もう10年以上も豊島に通っているのに、まだまだ見たことのないもの、知らないものがいっぱいの斉藤です。最近は、次から次へと現れる豊島の秋の出会いに驚く毎日でした。
稲刈り前の甲生地区 |
10月中旬に初めて、豊島レモンの畑を見学させていただきました。月末からはグリーンレモンの収穫で忙しくなるので、その前にとお邪魔しました。
グリーンレモンがいっぱい!わかりますか? |
愛情をかけて育てている様子がひしひしと伝わってきます。
収穫間近のグリーンレモン。 |
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同じころ、島キッチンの近くの野菜生産者さんの家の周りには、刈り取られた金ゴマがずらりと並んでいました。
収穫されたばかりの金ゴマ |
10年ほど前、島キッチン新聞の配達で島内を1件ずつ回り始めた当初は、あちこちの家の前に収穫したゴマの束が並んでいましたが、最近はほとんど見られなくなりました。庭先で作業をしていたお母さんに話を聞いてみると、ゴマは収穫後、サヤから叩いて実を取り、洗ってゴミや汚れを取り除き、乾燥させるまですべて手作業で、ひと月ほどはかかるそう。
こちらもまた、一粒一粒が貴重に思える大変な作業です!
サヤから取り出された金ゴマ! |
でも、その味は格別!ゴマを炒る香ばしい匂いだけでもごちそうです。
軒先に並ぶゴマも、いつまでも残ってほしい島の風景のひとつです。
その他、栗やクルミもいっぱい!
おいしそうな栗! |
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秋は、実りの季節。収穫の季節は、秋祭りの季節です。
秋祭りは古来から収穫を感謝して開催される神事です。豊島の各集落でも毎年開催されています。
島キッチンがある唐櫃の八幡さまでも今年も神事が執り行われました。
今年は太鼓を叩く子どもや担ぎ手が足りないということで、太鼓台は出ませんでしたが、神事の後、島キッチンでも無病息災や家内安全を願って配られる、紅白のお米を頂きました。
島キッチンでは、この紅白米を日ごろの感謝をこめて新米と一緒に炊いて、お客様に召しあがっていただきました。
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そして、収穫と言えば、忘れてはいけないのが、10月28日(土)に開催された「豊島棚田の収穫祭」!
見晴らしのいい棚田での収穫体験の様子 |
収穫祭は、米の収穫体験や、収穫を終えた棚田でのマーケット、棚田のステージで開催される島のお誕生会やレインボードラムチームの演奏などのお楽しみが盛りだくさんです。
風船で飾られた棚田のステージ! |
収穫祭には島キッチンも、もちろん参加!
「かきまぜ」を作って、棚田のマーケットで、こえびさんたちに販売をしてもらいました。
かきまぜは、エビやイカ、ゴボウ、ニンジン、干しシイタケなど様々な具材を煮込んで、炊き立てのご飯に混ぜて作る豊島の郷土料理です。
棚田のマーケットは、朝9:30からのオープン。
サイキさんや厨房のお母さんたちは早朝から準備にかかり、こえびさんにもパック詰めを手伝ってもらって、つくったかきまぜは100食!
前日の仕込み、当日早朝からの調理と、とても大変そうでしたが、無事に時間に間に合いました!味付けもばっちり決まっていました。さすがです!!
かきまぜ完成!厨房内で笑みがこぼれます。 |
かきまぜを食べた、たくさんの方から、「おいしかったよ!」と声をかけていただけたのも、収穫祭の楽しい思い出になりました。
キッチンのテラスでも柿を収穫! |
実りの秋はまだまだ続きます。
みなさんもぜひ豊島の秋を味わいに、島キッチンにお越しください!