2015年7月12日日曜日

2回目のフラム塾

こんばんは。

島キッチンの藤崎です。
気づけば、もう7月も半ばを迎えます。
梅雨が明けたのか、明けてないのか微妙なところで、台風11号が接近してきていますね。

どうぞ、直撃だけはしないようにお願いしたいところですね。

さてさて、島キッチンの様子も報告できていない日々ですが、今日は先日ご紹介した
「食のフラム塾」の第2回目の講義が、高松にあるキッス調理専門学校で行われ、今回も
藤崎、お手伝いさせていただきました!

今回は、調理実習もあり、食材の試食など、盛りだくさんの講義♪
調理師学校に行くのも初めての私にとってはワクワクドキドキの1日。
講義の内容からして、かなりのタイトなスケジュールだったので、ちゃんと準備できるかという不安もありつつ、朝8時に会場に向かいました。

会場に着くと、今日の食材が次々と運び込まれました! 

まずは、瀬戸内の新鮮なタコ!   
そして、アコウ!
昔から香川でとれる魚の中でもっとも高級な魚!
タコとアコウは、それぞれの班に用意され、受講生自ら捌いてもらって、お刺身として
食していただきました!
魚を捌く実習では、初めはできそうとおっしゃっていた方も、途中で難しくて断念した
方もいらっしゃったようでしたが、各班楽しそうに協力してできていたようです。

次は青果物!
三豊ナスはとっても大きくて、艶やかなナス!
「味噌をつけて焼いたら美味しそうぉ〜!」など、準備しながらお料理の想像して
盛り上がる私たち(笑)

 とってもかわいいサイズの小原紅早生!
続けて、金時芋!
これ以外に、香川のピオーネに白桃!
これらの食材を、受講生のみなさんに試食していただき、香川・讃岐食材と味を知って
もらうという、なんとも盛りだくさんな講義!


まだまだ、食材はあります!

花樹海の多田料理長さんによる、カンカン寿司とアンもち雑煮!

今日は、カンカン寿司を木のすし枠を使って作るところを見させていただきました!
「カンカン寿司」は香川でも志度町ほぼ全域で伝承されている郷土料理の1つです。
実際に、すし枠を木づちで叩く音が「カーン・カーン」と鳴り響きます。
この音が、「カンカン寿司」という名前の由来のようです。

また、どうしてこんな風に硬めるのか?
お話を伺っていると
「押し固めることで、空気が抜けて腐りにくくなる。これを持って遠出したりしよった。」と多田料理長さん。
「だから、昔は1日前から硬めてもっと硬くしてたけど、あんまり硬いとねぇ〜。」と今は昔よりは硬くしないようです。
   
中には、瀬戸内のサワラの酢漬に、錦糸卵。
そして、ごぼうを細く切って素揚げしたものを詰めています。
 
見事に押し固まったお寿司は多田料理長さんに切り分けてもらい、お皿に盛りつけます。
 
 
とっても綺麗な押し寿司:•:.:*
 
さらに、餡餅雑煮!(雑煮の写真がなくてすみません・・・)

たくさんの食材の登場に、受講生たちも驚いていたようですが、皆さん勉強熱心で
各班盛り上がっている様子が印象的でした。


今回もこのような機会を与えていただき本当に感謝です。
次回はいよいよ、現地体験ということで、新潟妻有「大地の芸術祭」へ行きます!
なんと私も参加させていただくことになりました!
他の芸術祭を知るということはとっても楽しみですが、それ以上にしっかりと勉強させ
ていただきたいと思います!

それでは、今日はこのへんで。