2010年11月1日月曜日

フィナーレ

おはようございます。店長です。
おかげさまで無事に、昨日芸術祭の最終日を迎えることができました。
一晩明けて、気持がスッキリしたところで昨日の様子をご報告したいと思います。

最終日ということもあり、お母さん方は8名、全員出勤で気合い十分です。
台風明けなので、どのくらいお客様が来てくれるか少し心配でしたが、
いつにも増して、大勢の方が朝から足を運んでいただきました。




















オープン当初から比べると、お母さん方の盛り付け、
やっぱり各段に早く、「チャッ、チャッ、チャッ」と仕上げていきます。
手なれたお母さん方、いつからかシェフのフォローの手はほとんどなくなりました。

そして、「島キッチン」名付けの親であり、素敵な場をつくりあげた建築家の安部良氏。
お祝いにと、玄関口で最終日のお客様をお迎えするのにぴったりの
お花をプレゼントしていただきました。
写真は、丸ノ内ホテルの総料理長、山ちゃんとの2ショット。




















さて、あっとゆ~間に、16:00。
ついに105日間、会期中の島キッチンがフィナーレをむかえます。
ラストオーダーの声かけを山ちゃんにふっていただいたのですが、
お母さん方、シェフ達、こえび隊がぞろぞろとキッチンの中に集まってくる様子だけで、
寂しいやら、嬉しいやらで不覚にも涙がフライングしてしまいました。

みんなでした「お疲れ様」の挨拶の後には、たいていのことには動じないお母さんも、
いつも笑顔のシェフも、元気なこえび隊もみんな目がウルウルです。
それぞれの関わり方も年齢も出身地も違うけど、島キッチンにいるときはみんなただただ、
「島キッチンを盛り上げたい」、その一心で今日までやってきたからこその涙です。

そして、これだけでに終わらないのが島キッチン。
いつも島キッチンをパワフルに盛り上げてくれた、
こえび隊のナルちゃん(左)、丸ノ内ホテルの広報担当、みやっち(右)がやってくれました。














手に持っているもの。前日、ナルちゃんは地元高松で、みやっちは東京で
連絡をとりあいながら、深夜までそれぞれかかってこんな素敵な
サプライズを準備してくれていました↓。















みんなの手にある正方形のクッキーには
「シマキッチン☆バンザイ!2010/10/31★テシマ」の文字が。
















そしてもう1つのサプライズ。
今まで島キッチンに入ってくれた丸ノ内ホテルのシェフ達からビデオレターが。














お母さん方もこえび隊もそれぞれのシェフとの思い出があり、
シェフが映るたび「わ~!オーナー!」「ヒロシさんだ~!」、なんて歓声があがります。















ファイナルを島キッチンで一緒に迎えた丸ノ内ホテルのシェフ、
左から山ちゃん、マサさん、巨匠、いつも以上に晴れやかな素敵な笑顔です。
本当にお疲れ様でした。














そして、所変わって高松での閉会式へ。
芸術祭に携わった方を代表して大勢が見守る中、スピーチです。
やはり、どこにいても格好良くきめてくれます。














続いて、こえび隊のウツミさん。彼女はオープニングから島キッチンに
何度も入ってくれ、その明るさでみんなを盛り上げてくれました。
ステージに上がる前はソワソワしていましたが、会場に響き渡る声で
堂々と「島キッチンばんざ~い!!!」と叫んでいました。















閉会式のおわりにも記念撮影。夜の部でおなじみの水口さんもいます。
みなさん、ほんと~にお疲れ様でした。

さて、ブログをご覧いただいている皆様も気にされているであろうこと。
島キッチンの今後について、簡単に。

島キッチンの建物、テラスは、会期後もそのまま残ることが既に決まっています。
また、運営に関しても引き続き丸ノ内ホテルのシェフの方々から時々アドバイスをいただきながら
地元のお母さん方が中心となり、継続ができるよう相談中です。

今までにないくらい、毎日忙しく島キッチンで過ごしてきたお母さん方。
少しお休みをしますが、ちゃんと島キッチンでお客様をおもてなしできる方法
を考えているようですので、もう少しお待ちください。

私も店長として残された時間はあと数日ですが、
可能な限り、会期後の島キッチンの様子を伝えていきたいと思いますので、
もう少しお付き合いください。