こんばんは。
4月だと言うのに寒い1日でした。
雨も降ってくるし、風は冷たいし・・・。
そんな天候の影響もあってか、お客さんは今ひとつ(涙)
の島キッチン。
母:令子
「シューの皮作ってたら、お客さんも来るわ
よ。」と。
以前、同じようにお客さんがいないとき、シ
ューの皮を作り出した途端お客さんが来たと
いうことがあったんです。(ただ単に、タイ
ミングだと思いますが...笑)それから、
お母さん達の中で時間のある時はシューの皮
作りをするようになったんです。
今日のこえび隊:山口さんも挑戦です。
ふと、島キッチンには何人の「山口」という
姓の方が関わってくれたんだろと思いなが
ら、必死でシュー生地を絞っている山口さん
を撮影。
このシュー皮作りの途中、
母:令子、清子さん、和子さんが『へぇ〜』と思うことを話してました。
会話の内容はこの3人の共通点の1つです。
それは以前、お家が酪農家だったこと。
私が幼い頃、唐櫃には軒並みに牛を飼っているお家がたくさんありました。
豊島が「ミルクの島」といわれるほどでした。
3人が語っていたのは
「牛の出産」について。
出産の予定日は夜も寝ずに待っ
て、いつでも牛舎に駆けつけら
れるようにしていたと清子さん。
和子さんは
「私は寝てたわぁ。(笑)」と。
人の出産もそうですが、動物の出産も予定日とは分かっていてもいつ始まる
かは分かりません。だから、寝ずに待機していつでも対処できるようにして
おく。簡単なようで大変なことです。
確かに父も昔、出産する牛がいる時には帰りが遅くなったり、1度ご飯を食
べに戻ってきて、また牛舎に行ってました。
私が聞いていて「へぇ〜」と思ったことは、牛に産後みそ汁を飲ませていた
という話です。
母:令子
「出産直後、おばあちゃんがバケツ一杯のみそ汁を作って牛舎に持って行
ってね、産後の母牛に飲ませてたわぁ。」
和子さん:「ビールを飲ませてたところもあったみたいよ。」
清子さん:「うちもみそ汁やったわ。飲まんでも無理矢理飲ましてたなぁ。」
なぜ、牛にみそ汁やビールを飲ませるの?と思いますよね。
聞くと、牛に出産お疲れさまの気持ちを込めてと、乳牛なので産後に乳がい
っぱい出ますようにという希望を込めてだそうです。
昔の人は本当に大切する気持ち、感謝する気持ちが強いなと感じました。
今日の島キッチンは落ち着いていましたが、明日はお客さんが来てくれる
ことを願います。
それでは、おやすみなさい。