2011年3月19日土曜日

テリーヌコンテスト

こんばんは。元店長の川村です。
昨日に引き続き、いつもの恵実さんからバトンタッチしてブログを更新します。

本日豊島は、春を感じるぽかぽか陽気。
テラスでは、こえび隊や地元の方々がテラスの張り替え作業を行っていました。














スギ板に穴を開け、屋根となる支柱に留めていく作業。
連休ということもあって、多くのこえび隊が参加し着々と作業が進んでいきます。













こちらはこえび隊の昼休憩の様子。
美味しそうに本日の島キッチンセットを味わっています。

会期中の忙しい時期にはなかなか見れなかった風景ですが、
島キッチンでの昼食を楽しみにしてくれていたようで、
ゆっくりくつろいでいってくれました。




















さて、こちらは営業終了後の仕込みの様子。
明日からの前菜の島野菜のテリーヌを仕込みます。

型に野菜やキノコ類などの具材を布いていき、ムースやジュレを使って固めていくのですが、
スライスした時の断面が色とりどりだったりしてとても華やかなメニューです。

お母さん方、今回は3回目のトライとなりますが、
調理工程が多く、コツがいる部分もあることを知っているだけに真剣です。














まず材料となる野菜を一旦蒸し、水気を切ります。
















深めのバットに野菜を敷き詰めて、ジュレを流しこみ、また違う野菜を重ねていきます。
丁度、島キッチンの建築を担当した「安部アトリエ」事務所の
本内さんがメンテナンスで丁度来てくれていて、
「ブログと同じ光景だ―」といいながら、キッチンをのぞいて写真をとってくれました。
お母さんの道子さんは「建築とおんなじで難しいわ~。」とつぶやくと。
本内さん曰く、「そ~ですね、完成した時をイメージしながら作らなきゃですね~」。
そう、テリーヌはスライスした時に各野菜の断面がきれいに見えるように
考えながら野菜を並べていくところがポイントであり、腕のみせどころのようです。













本日出勤のお母さん方3名いたのですが、2チームに分かれて作っていると
同じ材料を使っていても少しずつ野菜の並べ方に個性が出てくるようです。
道子さんは脇目を振らずに自分のテリーヌに超集中!
チンゲン菜の葉っぱもきれいに広げて端まで敷き詰めます。














一方、令子さんと清子さんはチームワークが光ります。
2人でアイディアを出しながら、時おり道子さんの様子をチラチラ気にしながら進めていきます。
ニンジンやサトイモは準備した数が限られていたのですが、
道子さんが「早いもの勝ち!」と野菜をジョーダンまじりに取り合う場面も…(笑)
(ちゃんと最後には均等にゆずり合っていました…)
そして、タイのカマやカシラからとれた白身をほぐしたものを野菜の間にちりばめていきます。









最後にラップをして一晩冷やします。
明日、これをスライスして完成となります!
どんなテリーヌが出来るか!明日もお伝えしたいとおもいますので、
どうぞお楽しみに☆ では。