2010年11月25日木曜日

島キッチン再オープン!

こんばんは。
はじめまして 島キッチンの藤崎です。

大変お待たせしましたご報告が遅くなりましたがあの夢のような時間を過ごしたお母さん達の東京ツア−を終えて2日後の19日。
島キッチン 再オープンいたしました!!(≧▼≦)














写真のお花は再オープンのお祝いにと,一緒に105日間頑張ってくれていた こえび隊のみんなと芸術祭スタッフ一同からの贈り物です♪
終わっても尚,こうして繋がっていると思うと,とても心強いし嬉しいものです。


芸術祭が終わって,豊島は元の生活に戻り,静まり返っているこの頃…

こうして島キッチンが再オープンすることで,
会期中と同じ様にとはいかないでも,いろんな人達が豊島に足を運んで,
豊島の冬を感じてもらえたら,
それはまた島の人達に元気が湧いてくるように思います。

島キッチンのお母さん達はもちろんですが。

初日の開店準備はというと,
お互いに確認したり シェフのヒロシさんに確認したり、
「あぁだったかな。」「こうじゃなかった?」等と言いながらも
慌てることなくこなしてました。
さすが105日間をやってきただけに,どっしりと構えています。



11月に入り,日に日に冬の寒さを感じますが,
島キッチンでも,
冬の野菜を島の調理法や味付けでお母さん達に調理してもらい,みなさんに豊島の冬の味をご提供できればと思っています。

早速,初日には黒大根と里芋の煮付けが登場しました。














そして3日目には,
香川の郷土料理の1つで大根や人参・油揚げなどの具がたっぷり入った
『しっぽくうどん』風にお汁を光子おばちゃんが調理してくれました。



















具はお好みでいろいろの様で,片栗粉を水で溶いたものを入れるのは,とろみをつけるとお汁が冷めにくくなるからだそうです。寒い冬には温かいものに限りますよねぇ。




















今後のお料理を楽しみにしてもらえたらと思います。

夏の青々とした海や空。秋の稲穂が黄金色した棚田や赤や黄色に紅葉した山々も素敵で好きですが,今まで気づかなかった島の冬に,今年は私自身改めて気づくのではないかと思います。

皆さん,豊島にお越しの際はくれぐれ防寒だけはしっかりとしてきてくださいね。 島の冬は意外と寒いですよ。

それでは、また。

2010年11月18日木曜日

東京ツアー2日目

こんばんは。初代店長です。

さて、昨日に引き続き島キッチンのお母さん方念願の東京ツアー。
2日目の様子を早速ご報告します!














2日目は東京観光。東京観光といえば「はとバス」!
お母さん方のリクエストもあり、マサさんが名所を半日で周遊するツアーを予約しておいてくれました。

しかも、丸ノ内ホテルをチェックアウトする際には菊池社長がお見送りに来てくださいました。
はとバス乗り場までは山ちゃんも一緒です。(何から何まで、至れりつくせりで頭が下がります。)

最初に到着したのは↓




















東京タワーの展望台に登り、肩を寄せ合いながら景色を楽しむお母さん方。
とヒロシさん。昨日立ち寄った六本木ヒルズなどを探しています。














そして、一行は浅草寺へ。














お決まりのスポットで写真がとれて満足そうなお母さん方。
とヒロシさん。














煙をかけると悪いところが良くなると噂の香炉の前で、
頭だけでなく、これでもかと全身に煙をまとおうとするお母さん方。
とにこやかに見守るヒロシさん。

おしゃべり好きのお母さんは、しおらしくなろう(!?)と
試みたのか口にも煙をかけようとしていました…。




















お参りが終わると、仲見世通りでお買いものです。

お土産となると、何故か今までの笑顔が消え、みんな顔が真剣そのものです(笑)。
ちなみに、この前に東京タワーで「東京バナナ」をお母さん方全員で合わせて
30箱も買っていました…。














お母さん方をしっかりアテンドする東京生まれ、東京育ちのヒロシさん。














お次は、隅田川で水上バスに乗車予定なのですが、
かなり寒かったため、ホッカイロを準備して支給してくれたヒロシさん。
この優しさに、一同感動して、年頃の娘さんを持つお母さんは
半ば本気にお婿さんにヒロシさんをスカウトしていました。














豊島で船には慣れているものの、だいぶ景色が違うようです。
立ち並ぶビルに感心中。














さて、無事にはとバスツアーも終わり、いよいよ帰りの時間が近付いてきました。
実は、翌日から島キッチンの再オープン準備でヒロシさんが豊島に来てくれるため、
24時間も開けず会えるのです。
お母さん方が笑顔で東京を案内していてくれた時のお礼を伝えていると…。














何と、オーナー、染ちゃん、コバちゃん、マサさんが
お土産を手に見送りにかけつけてくれました。
シェフの盛大な見送りに、お母さん方は感激です。
中には泣き出してしまうお母さんも。














さすがに、少し疲れていたようですが最後はみんな笑顔で東京を出発しました。

さて、番外編でご報告した今回の東京ツアー。いかがでしたか?

かなりお母さん方に好評で「お台場に行きたい」「ディズニーランドに行きたい」
と次に足を運びたいところができたようなので、いつか第2弾があるかもしれません。

島キッチンも19日から毎週末限定で再オープンします。
芸術祭をきっかけに出会い、105日間の日々を乗り越えてできた絆は
会期が終わってもまだまだ続いていきそうです。

ブログの方はもうすぐ、新店長が決まるはずなので、そろそろバトンタッチができるのでは
無いかと密かに思っています。

今までご覧いただいた皆様、どうか引き続き、
島キッチンを一緒に見守ってください。

浅草寺にお参りした時にお願いしたので大丈夫だと思いますが、
島キッチンに入るメンバーがいつまでも元気でありますように。

2010年11月17日水曜日

東京ツアー1日目

こんばんは。初代店長です。
ご無沙汰しています。

11月に入って既に2週間が過ぎ、
会期中の日々のことが遠い夢のように感じてしまっているこの頃です。
店長の任務を終えて、少しホッとしていたら不覚にも風邪をひいてしまいました…(笑)

でも、体調を崩している場合では無く、
ついに、ついに、島キッチンのお母さんの念願だった、
丸ノ内ホテルでお食事&東京観光ツアーが1泊2日で叶ってしまいました!!!

早速、その様子を報告したいと思います。

まず、1日目から。



















豊島を早朝に出たお母さん方、新幹線で東京に昼過ぎに到着!
(中には遠足前の小学生のように楽しみ過ぎて、ほとんど眠れなかったお母さん方もいたようです。)
東京のホームには、何と!丸ノ内ホテルの山ちゃん(山口総料理長)とヒロシさん(藤平シェフ)が到着を待ち構えていて、お母さんたちを驚かせたようです。

お母さん方に人気のヒロシさんは、山ちゃんの粋な計らいで、
2日間、フルサポートでお母さん方をアテンドしてくれることになりました。

体調不慮のため、残念なことに夕方合流となった店長ですが、
お母さん方は到着してすぐに、丸ノ内ホテルのポムダダンでランチをとり、
その後、調理道具の問屋街、合羽橋へ。

合羽橋は、島キッチンに入るようになってお母さん方が
調理器具にかなり興味を示していたことからシェフ達が東京に行ったら「是非行ってみては?」
とオススメしてくれていたところです。

料理上手のお母さんたち、合羽橋では見るだけでも楽しかったようですが、
島キッチンで使っているのと色違いの塗り箸を買ったり、
プロ顔負けの温度計付きの菜箸を買ったりとそれぞれ満喫したようです。

そして、1日目のハイライト。
丸ノ内ホテル直営のレストラン「東京ジョンブル」でのディナー

お母さんも、私も28階というロケーションとお洒落な雰囲気だけで
うっとりしてしまったのですが、オリジナルで提供していただいた、
お料理が一品、一品とにかく素敵です。












↓皮剥、コリンキー、二十日大根のアンチョビソース
島キッチンでも人気のコリンキーでしたが、香川の漆器を使った器、
カットの仕方や、ソースでかなり印象が違うことにビックリです。













↓渡り蟹のタリアテッレ
(前回も登場した、マサさんの手打ちパスタでしょうか?)
蟹のソースが濃厚で、お母さんたちからも絶賛でした!













東京ジョンブルのメニューは、「和装フレンチ」といって会席料理のように
品数が多く、一品ずつがとても繊細な内容。
お箸で食べられるということもあり、お母さん方も食べやすかったようです。
さて、お腹も心も大満足でくつろいでいたら…


















豊島生まれのメグミさんの前に、
ピンクの愛らしいリボンが付いたおっきなケーキが!!
マサさんがキャンドルを付けてくれます。
実はメグミさん、この日が誕生日!
山ちゃんが、事前にサプライズを準備してくれていました。



















シャンパンのプレゼントもあり、感動で目がウルウルのメグミさん。


















見た目も、味もほんっとに最高でした!












その後、お母さん方のリクエストに応えていただき、
厨房を見せていただきました。
島キッチンと比べてどこはどうとか、見慣れない器具や食材をみては、
矢継ぎ早に山ちゃんに質問をしていました。













島キッチンにいる時にはシェフが順番に1~3名ずつ、入っていただきましたが、
レストランでは全員が勢ぞろい。
シェフ達にとっては普段のことだと思いますが、見慣れない私たちは嬉しくってうれしくて、
レストランが離れがたく、遅くまで居座ってしまいました。
(丸ノ内ホテルシェフファンのこえび隊の面々はさぞかし羨ましがることでしょう…。)
(心の中で、何度時間が止まればいいのに~と思ったことか…。)

シェフ達、本当に美味しいディナーと夢のような時間をありがとうございました!

というわけで、あっとゆ~間に1日目は終了。
引き続き、2日目のブログをお楽しみに♪

2010年11月10日水曜日

ご挨拶にかえて

こんばんは。店長です。
ご無沙汰しています。

会期が終わってから早いもので10日が経ちました。
シェフが東京に戻ったその後を少しご報告したいと思います。

2日でシェフが東京に戻り、お母さん方とこえび隊で大まかな掃除を終えました。
会期を終えて澄み切った青空の日々が続きましたが、
豊島のお母さん方、水口さん、メグミさん、そして私も数日間、
ちょっぴり寂しい気持ちで過ごしていたように思います。

ご近所の商店さんのお母さんも、お父さんも「寂しくなったね~」と会うたびに口にしています。
「芸術祭」だけあって、賑わっていた105日間の風景を見ていれば、
島の人々も祭りの後のような気分になるのでしょう。














一番、多くの日数、島キッチンに入ってくれたお母さんのキヨコさんとカズコさん。
「楽しい思いさせてもらったわ~」と、105日間を振り返ります。

「慣れないことで、大変だったでしょ?『もう辞めたい』とか考えなかったですか?」という
私の質問に対して、
「何が何だかわからなかったから、そんなこと考える余裕なかったわ~。
とにかく必死だったからね~。」とコメント。

「そうですね。私もです。」とかえしましたが、
大変どころか楽しい思いをさせてもらったのは、私もなんです。














上の写真立て、お魚の仕入れでお世話になった方々や水口さんへ、
ご挨拶にまわる時のささやかな贈り物を準備してみました。

さて、皆様にご連絡しなければならないことが2つ。

まずは島キッチンの継続について。
今まで活躍したお母さん方を中心に話し合いが行われ、今月19日から毎週末
金~日曜日限定で営業することが決まりました。
もちろん、今まで同様にキッチンにはお母さん方が入り、丸ノ内ホテルのシェフも
アドバイザーとして参加していただけることになっています。
お客様からも、地元の方々からも「どうなるの?」と心配する声があったので、
嬉しいニュースではないでしょうか。

もう1つのことは、私事で恐縮ですが、店長のその後について。
実は、店長の実務は今回の会期+撤収までとなります。
島キッチンの店長を担当させてもらった経緯、話せば長くなるのですが、
実は福島県にあるスノーリゾートに務めており、会社の学習休職制度を使って、
初めて香川県を訪れ、4月から芸術祭に携わってきました。

島キッチンの店長のお話を初めて頂いたのは6月頭。
無謀にも「面白そう!やってみたい!」という気持ちだけで
引き受けてしまいましたが、実は飲食店の運営は皆無。
限られた時間の中、準備段階から香川県庁の県産品振興課の方々や丸ノ内ホテルの方々には
地元のことや、飲食のイロハを丁寧に教えていただき大変お世話になりました。

思いかえせば、島に来て寂しいと思ったのは頼るべき人も、
島の右も左もわからなかった初日1日だけ。
お母さん方には実の娘のように親切にしてもらい、すぐに豊島が居心地良く感じました。
おかげ様で店長をやめたいと思ったことは1度もなく、大変でも何とかみんなで乗り越えようという思いだけでした。

それに、瀬戸内海のとある島のとある一軒の空家で起こっている奇跡のようなこと全て
(お母さん方とシェフ、こえび隊の交流 そこで作られる料理やお客様の反応)を
日々見届けるということが、何よりの楽しみでした。
飲食店のノウハウは無いけどそれだけは私の使命(特権?)だと思って、
つたない文章や写真ですが、できるだけブログでご紹介してきました。

島キッチンで働くお母さん方の親戚の方々や丸ノ内ホテルの関係の方々
からも嬉しい反応があり、すこしでもお役に立てたのではと思っています。

さて、今回が最終回となるであろうブログの続きを。
私は最後の夜を、島キッチンのお母さんのお宅でゆっくりとお世話になり、
すがすがしい朝に豊島から実家の千葉へ出発しました。
島キッチンのお母さん方やお魚でお世話になった皆さんが見送りに来てくださいました。














店長の写真が無いというコメントをいただいたので、最後に少しだけ。
上の写真、メガネをかけた右前が私です。ワタリガニやオリーブ、
ニンニク、みかんなど沢山、豊島産のお土産をいただきました。













驚いたことに桟橋には沢山の見送りが。
あまりにも盛大だったので、感傷に浸る間も無く笑顔で出発です!


























高松⇔豊島間の行き来でお世話になった豊島フェリーの皆様。
芸術祭期間中、相当な利用者があり大変だったと思いますが、
いつも変わらない笑顔で声をかけてくれました。

















いつも高松に帰る時は、どんなに波があっても疲れ果ててすぐに船内でウトウトしてしまうのですが、
この日はやっぱりなごり惜しくて、小さくなるまで豊島を見送りました。

約4か月ほどの滞在でしたが、私にとって豊島は第2の故郷になりました。
だから、これで終わりではなく、必ず訪れようと思っています。
ブログは今回で一旦、締めくくりたいと思いますが、番外編も書きたいし、
どこかでまたお目にかかるかもしれません。
(次期店長が引き継ぐかも?)

今回まで読んで頂いたみなさま、ありがとうございます。
楽しみにしてくれている人がいると思って、ここまで続けることができました。

そして島キッチンに携わっていただいた全ての方々に感謝!

本当にホント~にありがとう!

バンザイ豊島!!バンザイ島キッチン!!

2010年11月2日火曜日

またね

こんばんは。店長です。

昨日の夜も片付けと、11月下旬の島キッチン再オープンに向けた仕込みが遅くまで続きました。
さて、最後まで、豊島をゆっくりとまわる暇もなかったシェフ達、ついに東京に戻る日がやってきました。
さすがに、このまま東京に帰るのはもったいないと思ったのか、
朝8:00に集合して、ガイドのスペシャリスト、晴敏さんに壇山に連れていってもらうことにしました。

壇山は以前、ご紹介したかもしれませんが、豊島の人々が口を揃えて
「1度は行った方がいいよ~」という超おススメの場所。
ただ、徒歩やバスでのアクセスができないので、地元の方に案内してもらうのが一番なのです。













壇山の途中にあるスダジイの森。大きいもので樹齢250年もあるそうです。
苔が生す大岩があり、ひんやりとしていて
ここが島だということを忘れてしまいそうな空間です。
地面に広がるスダジイの根っこや吸収力のある腐葉土は
島の生活を支える水源にもなっているそうです。

















笑顔の晴敏さん。豊島の産業廃棄物問題が全国に知られるようになった当時、
唐櫃地区の自治会長を務めた方です。
豊島の良いところ、そうでないところも含めシェフや私たちに丁寧に説明してくれました。

いつもダジャレ混じりで話してくれるのですが、それがかえって、心に響くから不思議です。
話を聞いて、これまで以上に豊島のことが好きになった気がします。


















晴敏さんの奥さん、島キッチンで働くみっちゃんが朝食におにぎりを
作ってきてくれました。旬のオリーブの新漬けが入っているのも
嬉しいです。


一見、クールにオニギリを食べる巨匠(河内シェフ)ですが、
実は朝日がまぶしいのと、連日の夜の仕込みが効いて眠そうです。
首には、スダジイの森で山ちゃんが作ったツタのリースがかかったままです(笑)。













壇山からの絶景をバックに、笑顔が映えるマサさん(平野シェフ)と山ちゃん。
マサさんは準備期間も含めると今日までの滞在が何と61日間となりました。
2人とも日々の疲れを見せない、すがすがしい笑顔です。
本当に、そのタフさに頭が下がります。



















壇山から帰ってきて、マサさんは念入りに包丁研ぎをしています。
実は、お母さん方、島キッチンで使っている調理器具を結構気に入っていて、
マサさんに東京から買ってきてもらったりということが今までにも何度かありました。
この包丁は最後に注文したもの。
新品のものも、最初にきちんと研いでおくと、切れ味が違うそうです。
さすが、お母さんに息子のように慕われ、頼りにされているだけある姿です。
さて、あっとゆ~間に17:00.シェフが東京へ戻る時間が迫ります。
誰が声をかけたわけではないですが、みんな船の時間を知って、
見送りに桟橋へ集まってきました。
お母さん方はもちろん、お魚でお世話になったタカハシさん、ヤマサキさん、カタオカさん、
夜の部隊長の水口さんも集合です。












お母さん方からは恒例となった、寄せ書き手ぬぐいを渡します。
シェフからはメッセージ入りのシェフの写真色紙をプレゼンとしてもらいました。
以前、「シェフ達の写真をキッチンに掲示しておきたい。」という旨の
会話をブログに載せていたものを、見ていてくれて実現してくれたようです。













そして、ついに出発の時。
豊島に務めた学校の先生が島を離れ、フェリーで帰るときにするそうですが、
水口さんが準備してくれていた色とりどりの紙テープで笑顔のお見送りです。
(私とメグミさんは懲りずにまたもや、涙ぐんでしまいましたが…。)



























いつもはビュ~ンとあっという間に豊島を去っていく高速艇ですが、
今回ばかりは運転手さんの粋な計らいか、ゆっくりゆっくり桟橋を出ます。
夕暮れの中、船からも桟橋からも姿が見えなくなるまでず~っと手を振っていました。

さて、ここで終わらないのは、毎度おなじみの島キッチン大好きなこえび隊
オオバヤシさんとナルセさんの2人。
本日、お仕事だったようですが、どうしてもシェフ達の見送りがしたくて、
お仕事後に空港にかけつけ、賑やかにお見送りをしたそうです。












そして、シェフ達が帰ってしまって、少しさびしくなった島キッチン。
もう少しだけ、片付けが残っているのですが、
帰ってきてまずしたのは、シェフ達の写真色紙の掲示。
キッチンで働くお母さん方から一番見えるところに、ずらっと並べることにしました。


これで、今後も続く島キッチンを東京にいる
丸ノ内シェフ達が見守ってくれるでしょう。

105日間、ほんっと~に、本当にお疲れ様でした。
また、島キッチンでお会いできる日を楽しみにしています。

特別な夜

こんんばんは。店長です。
会期最終日から一晩あけての島キッチン。

お母さん方は一旦お休みとなる島キッチンのお掃除です。

一方、丸ノ内ホテルのシェフ達は昨日で営業が終了したにも関わらず、
朝から仕込み中です。




















マサさんはどうやら生パスタを生地から作っているようです。




















未来の巨匠、ケイスケ君。レモンの皮を揚げています。
どれも、今までの島キッチンでは見かけなかった調理の光景です。

実は、今宵、島キッチンが特別にオープン。
今までにお世話になったお母さん方、そしてお母さん方の旦那さん、
地元でお魚やお野菜で中心となってご協力いただいた方々に感謝を込めて
おもてなしすることになりました。

そして、調理の腕をふるうのは丸ノ内ホテルのシェフ達。
材料は豊島産で今まで島キッチンで使っていたものが中心ですが、
ソース、盛り付けなど、島キッチンとは少し様子が違うようです。




















色とりどりの前菜を仕上げる総料理長の山ちゃん。
いつにも増して、真剣なまなざし(!?)がカッコいいと思ったのは
(後から皆に聞いたところ)私だけでは無いようです。















テーブルレイアウトやドリンクもお料理に合わせて、ぐっとスタイリッシュで華やかです。




















地元のお野菜を集約してくれていたカサイさん。
生産者の方々にかけ合いながら週2回、
多くのお野菜を島キッチンに入れてくれていた功労者の1人です。















メインのお魚。島キッチンで良く提供してきたクロダイ。
同じお魚なのに、調理方法やソース、盛り付けでここまで違ったお料理になることに
一同ビックリです。














この後、差しいれのケーキをみんなでいただき、
それぞれの会期中の頑張りをたたえあい、笑顔、時々涙で過ごす幸せな時間を過ごしました。
お母さん方、仕入れの功労者のみなさま、本当にお疲れ様でした。
そして、特別な時間を提案していただき素敵なお料理を準備してくださった
シェフ達、ありがとうございました。