2024年3月19日火曜日

春のお知らせとハンバーガー♪

3月15日 ハンバーガーを作りました!

こんにちは。

冬の間、営業を縮小し土・日・祝日のみの営業をしていましたが、
3月25日(月)から、月曜日の営業を再開します!

島のお母さんたちの畑で、春の野菜も続々と収穫されています。

やわらかい葉物野菜がいっぱいです!


ぜひ旬の豊島のお野菜を味わいに来てくださいね。



春ということで、この度、2020年7月から厨房とカウンター席の間を仕切っていたパーテーションも撤去しています。島キッチンらしい開放感のある空間に戻りました!!

スッキリ!

そして、2020年以来といえば、実に4年ぶりに、島のみなさん向けのお弁当で、ハンバーガーをつくりました!

4年前のハンバーガーはコロナ禍の臨時休業中の大挑戦でしたが、島のみなさんからおいしくて、楽しいメニューとして好評をいただきました。
たびたび「また作ってほしい!」とリクエストを頂いていたにもかかわらず、ふだん作りなれているお料理とは工程も異なり、なかなか難しかったのです。

(以前のハンバーガー弁当のブログはこちら

今回は、丸ノ内ホテルから山口シェフも駆けつけてくれて、とても心強かったです!

付け合わせは、フライドポテトとコールスロー。
どうですか?ポテトもたっぷり!おいしそうでしょう!?

ハンバーガーは食べやすいようにペーパーで包みました。

これからも、楽しみながらいろいろ挑戦していきたいと思います!



2024年3月1日金曜日

日本の伝統調味料

 こんにちは

いつも島キッチンにいる斉木です。

味噌汁飲んでますか

というのも、毎年のように味噌の消費量は減少し続けています。食生活の変化や多様化など、理由は様々です。僕の生まれた約40年前から今現在だと消費量はほぼ半分だそうです。

で今回は味噌作りをしてきました。


先生は豊島の味噌作りの道子さんと発酵マイスターの田嶋明子さんに教えて頂きました。

4日間の工程です。


1日目 

米の浸水漬け

棚田のお米です

2日目

米麹作り


寝る子は育つ


3日目

大豆を煮る

豊島の三井さんの大豆です。

火を起こすときは、冬が薪が下で松葉が上
夏は薪が上で松葉が下
の方が燃えやすいんだそうです

昔の知恵です




4日目

仕上げ

麹、塩、大豆を合わせてミンチにします

モンブランにしか見えない


完成

しっかり空気を抜きながら樽に詰めました

熟成まで半年お待ちください。

うまくいくかな!?








2024年2月21日水曜日

おもちでつながる。・。:

こんにちは。時々島キッチンにいる斉藤です。

2月20日(火)に豊島の家浦港でもちつき大会がありました。

にぎわう会場!

「もちつき大会」は豊島観光協会さんが、毎年行っているもので、いつもお世話になっている島のみなさんに感謝の気持ちをこめて開催されているのだそうです。

今年島キッチンから参加したのは、昨年までとは違うメンバー。みんな初めての参加です!

開会前、はりきるキッチンスタッフ。

朝一番の船で、豊島家浦港に着くと、観光協会のみなさんが早くも準備を始めていました。

開会前の会場です!

この日、用意された餅米は20キロ!集まったみんなでかわるがわる杵を持ち、7臼くらいつきました。

蒸したて熱々の餅米を揉んでいます!

豊島の保育所の子どもたちや小学生も来て、順番におもちをぺったんぺったんとついている様子もかわいかったです。

みんなが目を細めて見守っています♪

もちろん島キッチンチームもつかせてもらいました。ここは島キッチンのチームワークの良さを見せる絶好のチャンス!とばかりにはりきったのですが…

島キッチンチームのもちつきです!

残念なことに、私は杵を持つ手が逆になってしまったばかりか、斉木さんがつき終わるよりも前に杵を振り下ろしてしまうなど、失敗ばかり。不器用さを披露する結果となりました。

周りから「持ち方が違うな?左利きか!?」という声が…

それでも、周りからの声援や歓声が嬉しく、体もぽかぽかと温まる楽しいもちつきでした。

つきたてのおもちはぜんざいに入れて、みんなで楽しみました。
ほかにもあんこ餅、豊島のよもぎを使ったよもぎ餅もつくりました。
もちきりは、ベテランのお母さんたちにお任せし、私たちはもちを丸めたり、ぜんざいを盛り付けたりとお手伝い♪



他にも、タコやさつまいも、かき揚げなどの天ぷらのふるまいや、島の方々が持ってきた野菜やいちごなどの収穫物の販売、豊島珈琲焙煎所さんの出店など盛りだくさんの会場です。

棚田の野菜や柑橘もありました!

いつもお世話になっている島のみなさん、はじめましての島のみなさん、たくさんの豊島の方々にもお会いできた、楽しいもちつき大会でした。

この日最後のもちつきは観光協会のみなさん!


さらに!もちつき会終了後にはなんと、観光協会のみなさんから、お手伝いをさせていただいた私たちにも具たくさんの豚汁やおにぎり、天ぷらのごちそうが!

笑顔で囲む食卓

観光協会のみなさんは、この日のために、数日前からたくさんの準備をしてくださっていたようです。温かい心遣いがとってもすてきで、私たちもこのような場にご一緒させていただき、交流の輪を少しずつ広げていけることを嬉しく思う一日でした。




2024年1月30日火曜日

豊島の柑橘 大集合!


こんにちは。時々島キッチンにいる斉藤です。

冬の豊島は柑橘の季節。島キッチンにも、年末から温州みかん、文旦、スイートスプリング、きよみやレモンなど、さまざまな柑橘が届いています。

こちらは文旦

年末から1月にかけての穏やかな営業日は、お手伝いのこえびさんたちも厨房に入って、柑橘ジャムやシロップづくりをしてもらっていました。

こちらは皮を刻んでジャムづくり

こちらはシロップづくり

調理担当の島のお母さんとこえび隊の話が弾む楽しい時間です。


最近は、あまーい柑橘をザラ糖とお酢と一緒に漬け込むシロップづくりが続いていました。

文旦シロップ

きよみシロップ

たくさん仕込んだので、ゴールデンウィーク頃にはみなさんに楽しんでいただけるかなぁと思います。暑い暑い夏にもごくごく飲んでもらえるといいなぁ。

春の訪れと、柑橘シロップの仕上がりを楽しみに待っている島キッチンなのでした。



***

おまけ

豊島のみなさんに、いつもとは違うお食事を楽しんでいただきたくて、定期的に島内向けのお弁当の販売をしています。

1月は1月19日(金)豚肉の梅しそとチーズ巻き弁当、1月26日(金)煮込みハンバーグ弁当の2回でした!どちらも、あまーい柑橘を一切れずつ添えてお届けしました!

豚肉の梅しそとチーズ巻弁当

煮込みハンバーグ弁当

2024年1月16日火曜日

大根だより、冬

こんにちは。時々島キッチンにいる甘利です。

島キッチンの冬の恒例行事といえば、そう!大根の仕込みです。

今年も島内から立派な大根さんが届きました。

コンテナいっぱいの大根さん 斉木さんは半袖ですが今は冬です

ゴシゴシきれいに洗います 水が冷たいよ

島キッチン冬の風物詩「大根のなる木」

「大根のなる木」の大根は、このあと沢庵に変身!

1年間、島キッチンセットやキーマカレーセットに添える漬物として大活躍してくれます。



お次は、割干し大根づくり。

巷では大根を細く切った「切り干し大根」が一般的ですが、豊島では「割干し大根」が主流。秋の干し柿からバトンタッチして、冬は割干し大根が家々の軒下を占領します。

大きな大根さんの皮をむきます

程よい大きさに切って

さらに1センチの厚さにカット

1センチ幅の切り込みをいれます

今のは太さは、まちまちで

広げるとタコの足みたいです

島キッチンの玄関脇に吊るしていきます

等間隔にきれいに吊るすのが難しく苦戦

完成!室内の旗とステキな共演!

今年の気候だと約1日で乾燥するそう。

割干し大根煮、メニューに登場するのが楽しみです!