2010年12月31日金曜日

年末。

こんばんは。
藤崎です。

先日の贅沢なクリスマスプレゼントをもらったのに、更にプレゼントが私が
東京に行ってる間に家に届いていたんです。
送り主は丸の内ホテルの山ちゃんからでした。

島キッチンのお母さんと島キッチンが大好きで何度も来てくれていた
こえび隊のメンバー、島キッチンに携わってくれていた豊島の方に山ちゃんが
クリスマスプレゼントとしてケーキを贈って下さったんです!!
この時期、とても忙しいはずなのに・・・

この場をかりてお礼を言わせてください。
山ちゃんをはじめ、シェフの皆さん本当にありがとうございました☆
みんな、かなり喜んでました(^^)

島キッチンに1番近く、会期中も会期後も島キッチンがいつもお世話に
なっている廣田商店に行ってみると、おばちゃんが
「あのケーキなぁ、あまりにも綺麗やから食べずに眺めてるんよぉ。
でも、生ものやからなぁ〜。おばちゃんやおじちゃんにまでくれてホント
嬉しいわぁ〜。」とホント嬉しそうでした。



年末の豊島・島キッチンの様子を少し。


突然ですが、皆さんこれ何の足跡だか分かりますか?
そして、これはどこでしょう? 
 
 そうです!! 猫の足跡です!!
 今年の営業を終えた島キッチン。入り口前の砂利道をおばあちゃんの
押し車やベビーカーが出入りし易いようにと舗装して頂いたんですが、
それを知らずに乾く前に侵入したもようです。犯猫は・・・
わかる方はわかると思います(笑)
 でも、これもなんだか島キッチンぽくていいかなと思います。

 実は島キッチン以外にも猫の足跡がある作品があるんですけど、
知ってますか?知らない方はぜひ、探してみて下さい。
 名付けて「豊島の猫の足跡をさがせ!!」。

 

ところ変わって、これは私の親戚が集まっての餅つきの様子です。

昔は、臼と杵を使っての餅つきをしていましたが、残念ながら
過疎化と高齢化で今では機械でついたり、お店で買っているお
家がほとんどです。
私の家は親戚が多いので、毎年集まって一緒に行っているんです。

餅つきに参加したのは何年振りかなぁ。
おばちゃん達、話は尽きないし笑いが絶えません。
口を動かして手が止まっていると、すかさず横から
「手が止まってるやん!」との注意が・・・(^^:)
とっても賑やかな餅つきでした。



そして、新年迫る12月30日。
冷たい雨の降る中、豊島の恒例行事の1つ「瀬戸の花嫁市」が行われ、
私もお魚販売のお手伝いで参加してきました。
この市も今年で10年にもなるんです!!
新年を迎える準備に必要なお魚やお野菜、これから美味しくなってくる苺、
teaオリーブの焼きそばや唐櫃浜のたこ焼きなどが軒を連ねます。
毎年ハマチは事前に予約をとって順番に販売するのですが、10時開始と
同時にみんなが一斉に来るので芸術際中に見た行列の様にいっぱいになり
ました。

 
今年は寒い上に雨が降っていたのもあって、開始1時間ほどでお客さんは
ほとんどいなくなっていましたが、今年も無事に開催することができてお
世話をしていたおじちゃん達はほっとしたようです。

それでは、この辺で。
皆様よいお年をお迎えください。

2010年12月27日月曜日

クリスマスプレゼント♫

こんばんは。

藤崎です。
ご無沙汰してます。
2010年も残すところあと4日となりました。


12月19日、
今年の最後の営業を終えた島キッ
チン。
少し早めの休暇をもらい、
初代店長:川村さんとクリスマスの東京へ行ってきた時の様子を少しご報告します。


これは、丸の内ホテルの近く通りのイルミネーション。
川村さんと歩いていると、何やら人だかりが・・・
人ってやっぱり行列や人だかりは気になるもので、
人がいるほうへ引き寄せられていきました。


聞いてみるとクリスマスイルミネーションの点灯がもう間もなくというところでした。
やっぱり違いますね。

島で見るイルミネーションとは大違い!!
そりゃそうですよね。

2人とも眺めながら、
「すごぉ~い!」「きれぇ~!!」の連発でした。






今回の旅の目的は、そう!!
芸術祭で「豊島の歌うたおう!!」を作って
くださったかのんぷ♪さんとマイク眞木さんの
クリスマスディナーショーが
丸の内ホテルで催されると聞き、
「今、行っておかないと行けなくなるかも!!行こう!!」と、この時期多忙な川村さんに無理を言って予定を合わせてもらったんです。

もちろん、ディナーショーに行くのは生まれて初めてで
何を着ていったらいいのか、行く前から2人で悩んでました。
島キッチンでは、Tシャツにパンツという、かなりラフで動きやすい
服装だったので、いざというときの服が困る困る...

川村さんはワンピースでした。
今回も肝心な写真を撮りそびれてしまいました・・・。(泣)
島キッチンとは違った川村さんでしたよ。



 午後8時。
 いよいよディナーショーの始まりです。
 
 ピアノ・ボーカルの里衣さんは、妊娠6ヶ月に入ったところだそうなんです
 が、妊婦さんとは思えないくらいの力強い声量で、そしてどこか温かな心和
 む感じですごく癒されました。
 お腹の赤ちゃんのパワーもあってなんだろうなと感じ、聴いていて幸せな気
 持ちになれました。

 もちろん、「豊島の歌うたおう!」も歌ってくださいました。
 私も川村さんも、気づけばかなり歌ってました。
 豊島で歌ってくれてた歌が、東京という離れた場所でも歌われることは
 嬉しいですね。

 音楽だけではありません。
 丸の内ホテルのシェフが作り出すお料理も忘れてはいけません。

 今回も香川県さんの食材を中心に、前菜からデザートまで 
 楽しませていただきました。
 
 特に上の写真の右奥のグラス。
 「海の幸のカクテル」というだけあって、見た目も3層の色でカラフルに、
 味も1層1層違っていて、それぞれ味わうことも混ぜて味わうこともでき、
 1つで何通りもの食べ方があり楽しむことができました。
               

そして、左の写真は
「真鯛と冬キャベツのミルフィーユ」
こちらも、白くて柔らかい真鯛に程よく食感の
残るキャベツがお菓子のミルフィーユのように
重ねりあい、あっさりとした味付けで、美味し
くぺろりといただいちゃいました(^^)



 今年のクリスマスは今までにない贅沢な夜を過ごすことができました。
 歌もお料理も最高!!

 すべては今回の芸術祭での出逢いがあってのこと。
 最高のクリスマスプレゼントに心から感謝です。 
 
 それではまた。



2010年12月21日火曜日

少し早めの

こんばんは。
島キッチンの藤崎です。

12/19、島キッチンは今年最後の営業を無事終えることができました。
考えたら、島キッチンがオープンしてから丸5ヶ月が経つんです。
早いですよねぇ~。
あの夏の暑い日々を過ごしたことを思い出すと
冬の寒い日々になった今、すごく前のことの様な気がしてしまいます。


島キッチンもクリスマスモードになってます。


  今年最後の営業に、今とても忙しい時期のはずなのに、山ちゃんが駆けつけてくれました。
  本当にありがとうございます。
 
  金曜日、朝のちょっとしたハプニングで午後からの合流となりましたが、
  山ちゃんが到着するやいなや、
 「遅い~。遅刻です(笑)!!」
 「お待ちしてましたよ!!。」とお母さん達。
 
 やっぱり、山ちゃんがいてくれると安心するのは私だけではなった様です。





 山ちゃんが島キッチンの厨房に立つのは1ヶ月半ぶり。 
久々に見ます。この光景。




  山ちゃんがいると安心すると同時に気も引き締まります。
 お母さん達だけでも速くなってきているんですが、
 さらに動きが速くなってる気がします。
 ホールの対応が遅くなってしまうほど。山ちゃんの存在感でしょう。
   

  今年最後の営業日(12/19)。何か今年の締めくくりにできないかと、
 島キッチンに携わってくださった方々や地元の方への感謝の意味もこめて餅つきを
 行いました。
 近所のおばちゃんや小学生。中学校の先生まで。
 更には、先日大賞を受賞した安部さんも東京から参加してくださいました。


 山ちゃんと光子おばちゃん。
 意気を合わせてペッタン、ペッタン。
 
 自然と周りからも掛け声がかかります。 

 包丁裁き姿が素敵な山ちゃん。
 餅をつく姿もかっこよかったです♪
 
  ついたお餅は
 「ぜんざい」と山ちゃん特製「カレー雑煮」にして皆さんに振舞いました。
 どちらも凄い好評で、特に山ちゃん特製「カレー雑煮」は
 今までに食べたことのない人がほとんどで
 「えぇ~!!。カレー雑煮?!」と珍しそうに食べていました。
 中には「3杯も食べたよ!!」と嬉しそうに話してくれる小学生もいました。
  
  そのカレー雑煮の写真。すみません・・・・撮り忘れてしまいました(涙)

  最終日は天候にも恵まれ、たくさんの人達が島キッチンに来てくださいました。
 本当にありがとうございます。
  餅つきの様子を見ながら、こんな風にたくさんの人が集まって、笑顔のある
 温かい場所の島キッチンであり続けたいなぁと思いました。


  この5ヶ月間、
 初代店長川村さんや山口総料理長を
 はじめとする丸の内ホテルのシェフの皆さん、
 安部さんやこえび隊の皆さん、地元の方々、
 本当にたくさんの人の支えがあって島キッチンは新年を
 迎えることができました。
 本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
 ありがとうございます。

  今年の営業は終了しましたが、また来年1月14日から
 週末営業の予定にしています。

  来年もよろしくお願いいたします。
  少し早いですが、よいお年をお迎えください。
 それでは。また。


 追記。
  この映像は、私の岡山の友人が芸術祭中に豊島に来たときに撮って
 作ってくれたものです。
  どうぞご覧になってみてください。

   

2010年12月16日木曜日

冬野菜

  こんばんは。 藤崎です。
 いやぁ~ホントに寒いです。極寒です。豊島・・・。
 こんなに寒いところだったかなと感じてます。
 皆さん、豊島に来られる際は防寒をしっかりしてきてくださいね。

 でも、あの夏に始まった105日間から考えると、こうして冬を迎えているのが
 なんだか不思議な感じです。
 この半年は、本当に1日1日が早くてあっという間過ぎてしまいましたが、
 その中で、たくさんの人達に出逢い、いろいろなことを経験させていただき
 充実した日々だったと、私はもちろん、島キッチンのお母さん達も同じだと
 思います。



 その島キッチンの明日から3日間で今年の営業は終わります。
 
 お母さん達、各自自前のエプロンで今年最後の営業に向けての
 仕込みに取り掛かります。
 もう、すっかり仕込み定着して慣れてきたのでしょうか、毎回時間が
 短くなってきているように思います。
 
 お母さん達に仕込みはお任せして、私は1人事務作業したり、庭の掃除をしたり。
 一段落して、キッチンに戻ると何やらいい匂いが♪
 光子おばちゃんに呼ばれていってみると・・・

                                                                                           
          わぁぁぁ~い!!!
   
  「ワッフル」ならぬ「モッフル」の登場!!!                    
  皆さん、食べたことあります??   
  いつも、米粉ドーナツや米粉シフォンケーキを焼いてきてくれる道子おばちゃんが
  今日は機械ごと持ってきてくれて、みんなに「モッフル」を焼いてくれたんです!!
  これは、砂糖を入れた切り餅を専用の機械に挟んで焼くだけです。
  ふわっ、もちっ、サクッの3つの食感が味わえます(^0^)
   
   みんなで美味しくいただきました。
   私はぺロリと2個もいただいちゃいました♪                        
      


  最近になって、ようやく豊島の冬野菜が大きく育ってきているようです。
  見事な大根!! 
  すかさず「メグの足とどっちが細いかなぁ~。」なんて道子おばちゃん(^^:)
  
  煮物になるのかな? それとも漬物かな?
           白菜も大きいなぁ~。
   

  こんなに寒さが増してきても、野菜たちはしっかり大きく育つんですよねぇ~。
  この野菜たちが、どんな風なお料理に変身するか、楽しみですね。

  明日からの営業は、山ちゃんことグランシェフが合流予定です。
  約1ヶ月半振りの冬の豊島、そしてお母さん達にどう反応するでしょうか。
  
  また報告しますね。 
  では、おやすみなさい。
   








2010年12月15日水曜日

世界につながる!?



  こんばんは。すみません・・・またまた遅くなりましたm(_ _)m

  今日はものすごく寒い1日でした(> <)   
  みなさん、風邪ひいてないですか?   

  さてさて、先週末のお母さん達の様子の続きを報告する前に、嬉しい報告を1つ。
  
  先週の金曜日の夕方、1つの小包が島キッチンに届きました。  
  送り主は、島キッチンを設計してくださった建築家の安部さんからでした。      
  小包みを開けてみると、ガラス楯が出てきました。(上の写真がその楯です。)   

  今日(12/15)の四国新聞をご覧になった方は、ご存知かもしれません。  

   イギリスの建築雑誌「Architectural Review」が主催する、若手作家の登竜門
  といわれる建築賞「AR Awards for Emerging Architecture 2010」の  
  大賞に、安部さんが設計した『島キッチン』が選ばれたんです!!     

  世界各国から300件余りの応募の中からですよ!!    
  すごぉ~い!!!

  土曜日のミーティングでお母さん達に楯を見せながら報告。   
  すると、   
  「芸術祭で全国で有名になって、さらに海外で有名になったら、またたくさん人が
  来るんじゃないのぉ。」
  「でも、そういうすごい場所で働かせてもらえるなんて幸せやねぇ~。   
   頑張らないと!!」とお母さん達

  どこか懐かしさを感じる「島キッチン」。
  安部さんが作り出す空間が、ゆったりとした豊島の風景にうまく溶け込んでいる   
  からこそ、そう感じるんでしょうね。 この空間をもっともっとたくさんの方々に感じ  
  てもらいたいと同時に、この空間を壊さないよう守っていきたいなと思います。      



  ではでは、先週末のお母さん達の続き・・・
 朝の仕込みはいつも通り始まり、それぞれ自分の持ち場で準備に取り掛かります。      
  
  土曜日の前菜。           
  かなり彩り豪華で美味しそう♪
  道子おばちゃん作『切干大根』&母 令子作『乳豆腐(ちちどうふ)』。
  今回『乳豆腐』は私が好きな醤油と砂糖で炊いたものです。
  
  この美味しそうな写真を撮っていると横から光子おばちゃんに
  「めぐ、黙って撮ってどうするのぉ~。川村さんみたいに『すっごぉ~い!!』って
  いわにゃ。」とご指摘をうけちゃいました(^^;)
  初代店長:川村さんの「すっごぉ~い!!」はお母さんみんなの中に残ってます。  

 
  そんな光子おばちゃん。
  営業後の仕込みはお魚との格闘です。
  シェフの雅さんが「使ってくれていいですょ」と
  置いていった出刃包丁で魚をさばいていきます。
  この時ばかりは、集中!!
  黙って撮ってても何もいいません(笑) 
  
  その隣では、道子おばちゃんが魚を1人前の量に分けるのに四苦八苦。
  同じ量に切るってなかなか難しいですよ。
  経験豊富なシェフ達は、大体これくらいで何gっていうのがわかる様です。
  お母さん達も何ヶ月後かにはそうなってるかな!? 


  
 
 
   この3日間にご来店していただいたお客様には、長い時間お待たせし本当に
  ご迷惑をおかけしたことと思います。 しかし、このシェフ不在の3日間の営業を
  無事に終えることができたことは、今後も『島キッチン』を続けていくお母さん達の
  自信になったと思います。
   未熟な私がこんなことを言うのもですが、今後のお母さん達の成長ぶりを
  見守っていただけると幸いです。
  
  それでは、また。おやすみなさい。
  











2010年12月12日日曜日

初チャレンジ!!



こんばんは。 島キッチンの藤崎です。
なかなかブログまでたどり着けず・・・また週末の営業が終了しました。

「初」というのは・・・


そうなんです!!

この週末は、丸の内ホテルのシェフ不在の、
初のお母さん達だけの営業だったんです!!!

今まではシェフがいて何かあったら「やまちゃん!!」「まさくん、まさくん」と
言っていたお母さん達も今回はそうもいきません。 週末3日間の前日の仕
込みから翌日の仕込みまで全て自分達だけ。



「大丈夫かしらぁ~。」とやっぱり少し不安気味なお母さん達。


私も正直不安でした。(^^:)

そんな今週末の様子を少し。




朝の仕込みの様子です!!


お魚に下味をする清子さん。

魚といえば清子さんというくらい、
芸術祭中毎日のようにお魚を揚げるのを
担当していただけあって、慣れた手つきで塩・こしょうをしてお魚を並べていきます。



その後ろで、島キッチンセットのメイン皿にお魚とお野菜を盛り付けていく和子さん。    


 着々と、メインのお皿を何枚もセットしていきます。






2人とも、早い早い!!












さらにその隣では、道子おばちゃんが前菜の盛り付けです。






今回の前菜はお母さん達でということで
初日の金曜日は
道子おばちゃん作『キュウイきんとん』。
お孫さん達が家に来たときによく作るという1品。

夏・秋に出ていた『サツマイモのレモン煮』とはまた違って、 見た目も黄色と黄緑色で凄くきれいで、 みかんの甘みとキュウイの甘酸っぱさがちょうどいい。
すみません、私もちゃっかり味見させてもらいまいた!!

「へぇ~こんな組み合わせもあるんだぁ~。」
「凄く美味しかったです。これはどうやって作るんですか?」と
 レシピを聞いて帰るお客様がいらっしゃるほどの好評でした♪
  
  実はこれ、聞いてきたのはお客様だけでなく、「今日の前菜です。」とシェフの
雅さんに 写メールしたところ、速攻「レシピを教えてください」との 返事があったんですょ~(笑) 

 今日のうちに作ってみます!!と言ってましたが、どうなったのかな?(^^)

 サツマイモのレモン煮に続き、丸の内ホテルでも出るかもしれませんね。


  シェフ不在での営業1日目。

 土日に比べて落ち着いていたとはいえ、
 やはりスムーズにいかないところはありました。
 でも、さすがお母さん達。
 「ここはこうしたほうがいい。」
 「明日は清子さんオーダー受けて指示する担当。」と
 2日目にむけての改善策を話し合ってました。


 

 その2日目・3日目のお母さん達のチャレンジの様子はまた明日ということで・・・
 今日はこの辺で失礼します。
 
   
  
 
  
 

2010年12月3日金曜日

郷土料理

こんばんは。島キッチンの藤崎です。


12月に入り、ますます冬を感じる豊島ですが、夏のあの暑い日を乗り越えてきた島キッチンのレモンの木に見事なレモンが実りました!!
夏の大きなレモンに比べると少し小ぶりではありますが、匂いを嗅ぐと
しかっりレモンの匂いがします。 朝、収穫しながら自然と笑顔になってました(^0^)
収穫する喜びはなんともいえませんね。







今週末の島キッチンはといいますと、郷土料理がいくつか登場しました!

まずはお汁物「しっぽくうどん」。

 これは再オープン時からご提供して好評頂いているようで、味付け担当の道子おばちゃん、

「そんなに毎回おんなじ味にはできんでぇ~。」と言いながらもしっかり味を確認しながら調節してい

きます。 皆さんに「美味しいぃ~。」言ってもらえて、道子おばちゃんも嬉しそう。




そして、「乳豆腐(ちちどうふ)」。

唐櫃地区は以前は乳牛を飼っているお家が何軒もありました。

実は私の家もその中の1軒でした。


牛乳がお産してすぐの牛乳は濃すぎて出荷には適さないため、その牛乳を自分たちで加工して食べていたのが「乳豆腐」です。


作り方は簡単、牛乳を沸かした中にお酢を入れて、固まったものを濃し、型に入れて固めるてできるシンプルなお料理です。 まっ、いうなれば、チーズです。


食べ方は、わさび醤油で食べたり、醤油で甘辛く炊いて食べるのが多いですね。私も小さい頃から「乳豆腐」を食べていますが、どちらかと言えば醤油で炊くのが好きです。

島キッチンではシェフと相談して、酢ゼリーとわさび菜を添えて。という新たな食べ方が誕生しました!!どんな味がするのか楽しみです。




そしてもうひとつ。

「まんばのけんちゃん」。


これも香川の郷土料理の1つで学校の給食にも出たりします。

大根と菜っ葉、豆腐を炊いた料理です。お客様の中には香川の方なのでしょう、「わぁ~まんばけんちゃんや!よく食べてたぁ。」と懐かしがっている方がいらっしゃいました。


「まんばのけんちゃん」だけ写真をだせなくてすみません。もし、またご提供する際には写真を撮れるようにしますのでお楽しみに。

それではまた。







2010年11月25日木曜日

島キッチン再オープン!

こんばんは。
はじめまして 島キッチンの藤崎です。

大変お待たせしましたご報告が遅くなりましたがあの夢のような時間を過ごしたお母さん達の東京ツア−を終えて2日後の19日。
島キッチン 再オープンいたしました!!(≧▼≦)














写真のお花は再オープンのお祝いにと,一緒に105日間頑張ってくれていた こえび隊のみんなと芸術祭スタッフ一同からの贈り物です♪
終わっても尚,こうして繋がっていると思うと,とても心強いし嬉しいものです。


芸術祭が終わって,豊島は元の生活に戻り,静まり返っているこの頃…

こうして島キッチンが再オープンすることで,
会期中と同じ様にとはいかないでも,いろんな人達が豊島に足を運んで,
豊島の冬を感じてもらえたら,
それはまた島の人達に元気が湧いてくるように思います。

島キッチンのお母さん達はもちろんですが。

初日の開店準備はというと,
お互いに確認したり シェフのヒロシさんに確認したり、
「あぁだったかな。」「こうじゃなかった?」等と言いながらも
慌てることなくこなしてました。
さすが105日間をやってきただけに,どっしりと構えています。



11月に入り,日に日に冬の寒さを感じますが,
島キッチンでも,
冬の野菜を島の調理法や味付けでお母さん達に調理してもらい,みなさんに豊島の冬の味をご提供できればと思っています。

早速,初日には黒大根と里芋の煮付けが登場しました。














そして3日目には,
香川の郷土料理の1つで大根や人参・油揚げなどの具がたっぷり入った
『しっぽくうどん』風にお汁を光子おばちゃんが調理してくれました。



















具はお好みでいろいろの様で,片栗粉を水で溶いたものを入れるのは,とろみをつけるとお汁が冷めにくくなるからだそうです。寒い冬には温かいものに限りますよねぇ。




















今後のお料理を楽しみにしてもらえたらと思います。

夏の青々とした海や空。秋の稲穂が黄金色した棚田や赤や黄色に紅葉した山々も素敵で好きですが,今まで気づかなかった島の冬に,今年は私自身改めて気づくのではないかと思います。

皆さん,豊島にお越しの際はくれぐれ防寒だけはしっかりとしてきてくださいね。 島の冬は意外と寒いですよ。

それでは、また。

2010年11月18日木曜日

東京ツアー2日目

こんばんは。初代店長です。

さて、昨日に引き続き島キッチンのお母さん方念願の東京ツアー。
2日目の様子を早速ご報告します!














2日目は東京観光。東京観光といえば「はとバス」!
お母さん方のリクエストもあり、マサさんが名所を半日で周遊するツアーを予約しておいてくれました。

しかも、丸ノ内ホテルをチェックアウトする際には菊池社長がお見送りに来てくださいました。
はとバス乗り場までは山ちゃんも一緒です。(何から何まで、至れりつくせりで頭が下がります。)

最初に到着したのは↓




















東京タワーの展望台に登り、肩を寄せ合いながら景色を楽しむお母さん方。
とヒロシさん。昨日立ち寄った六本木ヒルズなどを探しています。














そして、一行は浅草寺へ。














お決まりのスポットで写真がとれて満足そうなお母さん方。
とヒロシさん。














煙をかけると悪いところが良くなると噂の香炉の前で、
頭だけでなく、これでもかと全身に煙をまとおうとするお母さん方。
とにこやかに見守るヒロシさん。

おしゃべり好きのお母さんは、しおらしくなろう(!?)と
試みたのか口にも煙をかけようとしていました…。




















お参りが終わると、仲見世通りでお買いものです。

お土産となると、何故か今までの笑顔が消え、みんな顔が真剣そのものです(笑)。
ちなみに、この前に東京タワーで「東京バナナ」をお母さん方全員で合わせて
30箱も買っていました…。














お母さん方をしっかりアテンドする東京生まれ、東京育ちのヒロシさん。














お次は、隅田川で水上バスに乗車予定なのですが、
かなり寒かったため、ホッカイロを準備して支給してくれたヒロシさん。
この優しさに、一同感動して、年頃の娘さんを持つお母さんは
半ば本気にお婿さんにヒロシさんをスカウトしていました。














豊島で船には慣れているものの、だいぶ景色が違うようです。
立ち並ぶビルに感心中。














さて、無事にはとバスツアーも終わり、いよいよ帰りの時間が近付いてきました。
実は、翌日から島キッチンの再オープン準備でヒロシさんが豊島に来てくれるため、
24時間も開けず会えるのです。
お母さん方が笑顔で東京を案内していてくれた時のお礼を伝えていると…。














何と、オーナー、染ちゃん、コバちゃん、マサさんが
お土産を手に見送りにかけつけてくれました。
シェフの盛大な見送りに、お母さん方は感激です。
中には泣き出してしまうお母さんも。














さすがに、少し疲れていたようですが最後はみんな笑顔で東京を出発しました。

さて、番外編でご報告した今回の東京ツアー。いかがでしたか?

かなりお母さん方に好評で「お台場に行きたい」「ディズニーランドに行きたい」
と次に足を運びたいところができたようなので、いつか第2弾があるかもしれません。

島キッチンも19日から毎週末限定で再オープンします。
芸術祭をきっかけに出会い、105日間の日々を乗り越えてできた絆は
会期が終わってもまだまだ続いていきそうです。

ブログの方はもうすぐ、新店長が決まるはずなので、そろそろバトンタッチができるのでは
無いかと密かに思っています。

今までご覧いただいた皆様、どうか引き続き、
島キッチンを一緒に見守ってください。

浅草寺にお参りした時にお願いしたので大丈夫だと思いますが、
島キッチンに入るメンバーがいつまでも元気でありますように。