2010年10月12日火曜日

相乗効果

こんばんは~。店長です。

大サイズのまな板からはみだす、おっきなスズキをさばく総料理長の山ちゃん。
いつもとちょっと違うところにお気づきでしょうか?
















写真だと少しわかりずらいかもしれませんが、
いつも白いコックコートが今日はギンガムチェックです。

黒のコックコート姿の山ちゃんは何度か島キッチンブログでも登場していますが、
このチェックは初めてです。オシャレな感じですね。
丸ノ内ホテルのイベントの際など、カラーのコートでゲストをおもてなしするそうです。
クリスマスに着る赤色のコートなどもあるそうですよ~。

さて、10月に入りどんどん豊島を訪れるお客様が増えており、
島キッチンも例にもれず大入りです。
有難い、嬉しい悲鳴なのですが、日に200~300食を提供するということは
それだけの仕込みが毎日必要になります。

当然、材料もかなりの量になってきます。
今日もお母さんが営業終了後、シンクに満タンのサツマイモをでっかいタワシで
勢いよく洗っていきます。



















営業中はお客様をお待たせしないよう、できる限り早くお料理が出せるように、
シェフもお母さんも全神経を注いでいますが、
営業後、緊迫感がとけてほどよくリラックスしてお母さんとシェフが
いろいろ話している仕込み中はちょっと楽しそうです。















島キッチンに入っているお母さん方はほとんど、
家で野菜を育てて、それを食卓で食べるため、
もともと野菜自体や家庭用レシピを良く知っています。

お母さん方はシェフから調理法を教えてもらうことも多いようですが、
シェフもお母さんから豊島流レシピや野菜のことを聞いて、
それを島キッチンメニューにとりいれたりするような場面が良くあり、
食に関しての情報交換といった雰囲気もあります。

丸ノ内ホテルのシェフ達は調理のスペシャリストであることはもちろんですが、
お母さん方が地産地消の達人だからこそ相乗効果が生まれて
島キッチンがなりたっているのではないのかなと…。




















楽しそうなお母さん方とマサさんの後ろ姿を見て、
今日はそんな風に思いました。