2010年7月27日火曜日

お茶目な建築家

こんばんは。今日は昨日とうって変わってゆったりの島キッチンでした。
少しずつ、豊島内で口コミが広がっているようで、
特に地元の方々に多く利用していただいた日になりました。

前回、お母さん方の様子をお知らせできませんでしたが今日はばっちり押えました。
写真は仕込んだ煮つけを営業前にお母さんに味見してもらっている様子。
できるだけ集落・唐櫃のテイストに近づけたいということで、
お母さんに聞きながら、昨日のものから少しだけ味付けを変えたようです。













写真で島キッチンセットを味わうのは↓豊島の芸術祭の運営をサポートするこえび隊リーダーホッシー。いつも忙しく島キッチン前を行き来していますが、めずらしく、ゆっくり時間をとれたということで腰を据えてランチをとっていました。一口食べて、思わず「幸せ~」の独り言を漏らしていました。
運営で豊島中を走り回っている日々の疲れが、少しでも島キッチンで癒されたでしょうか…。














さて、私が島キッチンに来て早2週間。豊島食材×丸ノ内シェフ×お母さん方のコラボレーションに毎日魅了され、キッチンに入り浸りでしたが、今日はテラスが気持ちよさそうなので、少し外に出てボーっとしてみました。













島キッチンの魅力は、元気に働くお母さん方、豊島でしか食べられないスペシャルメニュー、ゲストの喜ぶ顔はもちろんですが、その舞台となる建屋がまたとない雰囲気を作っています。

何といってもおススメは縁側席。風が通り、涼しいのもポイントですが、厨房と近いので料理を作る音や働く人の声、ソースやオイルの良い香りが届いてくる距離感も、なんだかとても幸せです。

写真のテラス席もドリンクのテイクアウトをして夕涼みやお昼寝をするには絶好の場所です。

さて、この島キッチンを設計した安部良氏、どんなスタイリッシュ?な建築家かと思えば、すごくお茶目な方なです。お料理を作るのも食べるのも好きなようで、今日も目を離した隙に樽のトマトやきゅうりを沢山ほおばっていました。

空家から島キッチンへの変貌っぷりは、劇○ビフォア-アフター顔負けですが、TV番組の冒頭で出てくるような建築家のクールな方々の雰囲気とはまた一線を画す、楽しくにぎやかな方です。(安部さん、感謝と愛をこめてのコメントなのでおゆるしください。)



明日もいらっしゃるとのことなので、また建築関係のエピソードもご紹介したいと思っています。